お酒との付き合い方
アスリートの方やトレーニーの方は日々超人なカラダを維持する為に私生活を
節制しているでしょう。
そういった方々にお酒は飲まない方が良いかとよく聞かれる事が少なくないです。
お酒は百薬の長と言われるとおり、飲酒にはストレスを発散させる効果や、血圧や
悪玉コレステロールを低下させる効果、血行を良くして身体を活性化する効果、そして食欲増進効果などの効能があると言われています。
例えば赤ワインにはポリフェノールと呼ばれる成分が動脈硬化を予防する効果、白ワインには殺菌力が強い有機能が食中毒の防止効果、ビールには主原料である麦芽にはビタミンB2やミネラル類がバランスよく含まれている為、美肌効果があると言われています。
ただこれはあくまで適量摂取した場合のお話です。
では適量とはどのくらいか?
ビール アルコール度数5度の場合 中びん1本 500ml
日本酒 アルコール度数15度の場合 1合 180ml
ウイスキー アルコール度数43度の場合 ダブル1杯 60ml
焼酎 アルコール度数25度の場合 0.6合 約110ml
ワイン アルコール度数14の場合 1/4本 約180ml
缶チューハイ アルコール度数5度の場合 1.5缶 約520ml
口から入ったアルコールは胃が20%、小腸から80%が吸収され、その大部分は肝臓で
処理されます。
肝臓は栄養分などを取り込んで身体に必要な成分に変える働きを持った重要な臓器です。
さらに肝臓は筋肉や腱などといったアスリートやレーニンの方々にとってとても重要な要素
を担っている部分でもあります。
適量な量を摂取しないと肝臓本来の身体に必要な成分に変える働きができなくなってしまい
筋肉や腱の生成やベストパフォーマンスを発揮する状態に持っていくのが非常に難しくなってきます。
日本には各季節にお酒を楽しむ文化があり、良いコミュニケーションツールでもあります。
どうしても摂取しなくてはいけない状況になった場合はその日はチートデイにしたり、ノンアルコールで留めとくのでもいいのではないでしょうか?