季節に応じたストレッチ教室

群馬県みなかみ町を拠点に活動しています。

ぎっくり腰でお悩みの方へ

皆様こんばんは。

今回はぎっくり腰について書きたいと思います。

 

f:id:te80a:20220307223210p:plain

 

まず腰痛には2種類あり、慢性腰痛と急性腰痛があります。

ぎっくり腰は急性腰痛になります。

 

急に重い物を持ち上げたとき、腰を捻るとき、朝起きたときに起こりやすいと一般的には

言われています。

 

ぎっくり腰になりやすい方で圧倒的に多いのがハムストリング(太ももの筋肉)の硬さです。

この筋肉が硬くなってしまうと、お尻の筋肉も硬くなってしまいます。

そうなってくると腰骨に近い関節の仙腸関節が詰まってしまいます。

 

その状態で腰で捻る動作や腰を反る動きをすると腰に負担が加重にかかります。

ちなみに腰(腰椎)の動く可動域は何度かご存知ですか?

腰の可動域はなんと5度しか動きません。

 

だいたいぎっくり腰になる方はこの5度しか動かない腰主導で動かしてしまう事で

腰を痛める方が非常に多いです。

 

なので、まずはハムストリングをストレッチや人の手をお借りしてケアをする事をお勧めします。

 

ぎっくり腰に関して個人差はありますが、しっかりケアをすれば1週間もあれば完治できる

症状なのでもしお悩みの方はお問い合わせください。

 

お待ちしております。

 

季節によって鍛えるところを変える?

皆様こんにちは。

レーニングをする時に何を目的に行っていますか?

 

運動パフォーマンスの向上、怪我の防止、見た目を良くしたい、痩せたいなど。

理由は多様にあるでしょう。

 

今回私がトレーニングにおいて一番意識している事は

"季節によって鍛える部位を変える"です。

 

f:id:te80a:20220304192258j:plain

 

【春】

筋肉:ハムストリング、中臀筋、小臀筋、前脛骨筋

臓器:肝臓、胆のう

運動器:腱(瞬発力)

機能:瞬発系

経絡:肝経、胆経

五味:酸味

 

【夏】

筋肉:上腕三頭筋僧帽筋上腕二頭筋

臓器:心臓、小腸

運動器:血液、体液

機能:筋肉・関節の連動性を高める

経絡:心臓経、小腸経

五味:苦味

 

【晩夏】

筋肉:大腿四頭筋、下腿三頭筋、大臀筋

臓器:脾、胃

運動器:筋肉

機能:筋肉を鍛える

経絡:脾経、胃経

五味:甘味

 

【秋】

筋肉:大胸筋、小胸筋、腹直筋、腹斜筋

臓器:肺、大腸

運動器:皮膚、心肺機能

機能:持久力を鍛える

経絡:肺経、大腸経

五味:辛味

 

【冬】

筋肉:脊柱起立筋、広背筋、

臓器:腎臓、膀胱

運動器:骨

機能:ボールや道具のタッチ間隔(巧緻性)

経絡:腎臓経、膀胱経

五味:鹹味

 

上記であげた項目で鍛える事で年間サイクルでいい状態をキープする事ができます。

運動パフォーマンス向上、怪我の防止、健康維持などが期待できます。

股関節の柔軟性について

皆様こんばんは。
今回は股関節の柔軟性について

 

股関節は関節の中でも色々な方向に動く関節であり、色々な動きに関係しています。

 

屈曲ー伸展
外転ー内転
内旋ー外旋
対角螺旋

 

【屈曲ー伸展】

・屈曲は膝を曲げるときの動きです。
走るとき、止まるとき、ジャンプをするとき、着地をするときなど

・伸展
走るとき、切り返しの1歩目の後ろ足、ジャンプしたときの最高到達点のとき

【外転ー内転】
・外転
横の動きをする時の動き、サイドステップ、かに歩きなど

・内転
お尻を締めるとき、立つとき、足をクロスするときなど

【内旋ー外旋】

・内旋
女の子座りをするとき、止まるとき、切り返すとき


・外旋
サイドステップの1歩目のとき、サッカーをするときに足でトラップをするとき

 

・対角螺旋
対角螺旋の動きはボールを投げるとき、バレーボールでスパイクを打つとき、ゴルフのスイングのとき、野球のバッティング動作のときなど。

今あげた動きというのはすべて股関節が関係する動きです。
この動きが正確にできるようになれば、運動パフォーマンス向上や怪我の防止にも繋がってきます。

 

f:id:te80a:20220303173419j:plain

 

 

足首の不調を改善するには

皆様こんにちは。

今回は足首の不調のケア方法をお伝えします。

 

f:id:te80a:20220302153638j:plain

 

 

 

【情報】

・バスケットボール選手

・去年の9月ごろに右足首の捻挫をしてから右足首の調子が良くない

・運動中はサポーターをしているが、日によって足首の不調が出てきてしまう

・過去にシンスプリントの症状有

 

そんなところです。

 

【改善方法】

・まず右足首の可動域をチェック

・被験者を仰向けの状態になってもらい、足の指周りを指圧

・足の指をグーの動きとパーの動きをしてもらう(動くときにこちらで初動時に微力の抵抗を入れる)

・前脛骨筋を指圧、肘圧

・前脛骨筋を指圧、肘圧しながら、足首の底屈から背屈の動きをしてもらう(動くときにこちらで初動時に微力の抵抗を入れる)

・右足の膝を曲げた状態にし、下腿三頭筋を両手で指圧

・下腿三頭筋を両手で指圧しながら踵を上げてもらう(動くときにこちらで初動時に微力の抵抗を入れる)

 

この順序でケアをすると、足首の不調はだいたいは改善されます。

この方法以外にも改善方法は無数にあると思います。

 

もしよければ参考にしてみてください。

身体を柔らかくしたい方へ

皆様こんばんは。
身体を柔らかくするしたい!


けど、やり方がわからない…
って方が多いでしょう。

 

f:id:te80a:20220301170820j:image

 

どうしたら柔らかくなるか!


身体を柔らかくする=ストレッチっていうイメージがだいぶ強いと思いますが理由まではまだ浸透していないと個人的には感じています。

 

筋肉の動きは決まっていて、収縮(縮む)か伸張(伸びる)です。

 

筋肉が硬い=収縮している状態
筋肉が柔らかい=伸張している状態
と分ける事ができます。

 

さらに分けると
・伸張する動きが硬い
・収縮する動きが硬い
・収縮から伸張の動きが硬い
・伸張から収縮の動きが硬い

 

というふうになります。

 

上記であげた動きをしてみてどの動きが硬いか、そしてどの動きをすれば身体が柔らかくなるかが見えてくると思います。

 

身体を柔らかくする方法で一つ効果があるのは反対の動きをしてから硬い動きをする事です。


例えば、曲げる(収縮)動きから伸ばす(伸張)動きが硬い場合は先に伸ばす動きをしてください。

 

反対の動きを10回くらいした後に硬い動きをすると、最初に動かしたときと比べて柔らかくなってます。

 

それを繰り返しやってください。


すぐに身体は柔らかくなります。

首を寝違えしまったときの対処法

皆様こんにちは。

最近首を寝違えてしまった方からお問い合わせがよくきます。

 

f:id:te80a:20220228212719j:image

 

今回は首の寝違えの対処法についてお話します。

私が思う、首の寝違えの原因は目の疲れと肝臓の疲れだと感じています。

 

パソコンや携帯電話が普及してから目を動かす回数が格段に増えたと感じています。

画面を見る、文字や映像を追うといった動きは特に目を使います。

 

目を使うという事は目に関係する筋肉を機能する為に血を消費しなくてはなりません。

 

血を管理しているのが肝臓になるので、血を使いすぎると肝臓も疲れてしまいます。

 

その状態で寝てしまうと、寝返りを打ったときに首を痛める(寝違える)頻度が増えてしまいます。

 

特に寝ているときは寝返り以外は静止状態が続く為、筋肉は硬くなります。

 

寝違えをしない為には、目を使った後のリカバリーが大事です。

目に関係する筋肉をストレッチする、肝臓に良い、酸味の効いた食材を摂取し体内の血を補充するといった事を心がけてください。

 

そうすると首の寝違えはかなり改善されてきます。

 

 

 

 

捻挫でお悩みの方へ

皆様こんばんは。

今回は捻挫でお悩みの方へ向けて記事を書きたいと思います。

 

捻挫をしない身体を作るのに重要になるのが3つあります。

 

一つ目は足の指を鍛える事です。

例えば、足の指でジャンケンをする事はできますか?

グー、チョキ、パーの動きです。

 

f:id:te80a:20220227195252j:plain

 

捻挫をしやすい人はこの動きができない方が非常に多いです。

この動きができないと足の指5本を使って足裏を地面に設置する事ができるようになるので、着地やストップ動作からの切り返しのときに足首を捻らなくて済むようになります。

 

二つ目は足の脛の筋肉、前脛骨筋がしっかり使えているか?

この筋肉は足首の背屈をする時には働く筋肉であり、かかと立ちが一番イメージしやすいかと

思います。

 

f:id:te80a:20220227195413j:plain

 

このかかと立ちができないと、かかとから着地する事ができず、足首を捻李、捻挫します。

なので前脛骨筋は捻挫防止の為に必ず鍛えなくてはいけない部分になります。

 

最後に3つ目は下半身の身体の使い方です。

着地や切り返し動作の時に足首が主導になっていませんか?

 

下半身は股関節、膝関節、足首があり、この3つの関節を連動する順番を間違ってはいけません。

 

着地や止まるときは必ず、股関節→膝→足首の順で身体を使えるようにしましょう!

そうすれば下半身全体で止まる事や切り返し動作ができるようになり、捻挫はかなり改善する事が期待できます。

 

f:id:te80a:20220227195549p:plain