股関節について
先日大人の方に向けての運動教室に講師として招いていただきストレッチ指導を行いました。
参加者のほとんどの方が40代〜60代でした。
この年代の方々は運動をする機会が中々なく個々によってさまざまな症状でお悩みの方がほとんどです。
今回は股関節の柔軟性をテーマに指導をしました。
股関節の動きは
屈曲-伸展
外転-内転
外旋-内旋
【屈曲-伸展】
膝を曲げたり伸ばすときに関係する動き
《関係する筋肉》
大腿四頭筋ーハムストリング
【外転-内転】
サイドステップや足を横に上げるときに関係する動き
《関係する筋肉》
大腿筋膜張筋ー内転筋
【外旋-内旋】
キレを出すときに関係する動き
《関係する筋肉》
外旋六筋-中臀筋
といった動きがあります。
関節の中でも色んな動くに関係する動きの為、この動きが正確にできるかが日常生活やスポーツの中でとても重要になってきます。
特に外旋-内旋の動きと関係する筋肉に関しては筋トレや日常生活では鍛える事は難しく、自重で脳にその動きの指令を与えるトレーニングが必要になってきます。
PNFとは固有受容性感覚器神経筋促通法の略であり、各の部位には促通する為のセンサーが存在し、特に外旋-内旋といった動きを獲得するにはそのセンサーに指令、刺激を与えていかないと鍛える事ができません。
1時間の中で簡単な動きから複雑な動きをしていただき参加者の方々はいい疲労感を得たのではないかと思います。
最後に柔軟性のチェックをしたときには参加者全員の柔軟性があがってました。
この教室を通じて少しでも身体の悩みを解決するきっかけになれば良いなと思います。